旅行記2025 三峯神社(埼玉県)

パワースポット 三峯神社(みつみねじんじゃ)

関東随一ともいわれるパワースポット、三峯神社に参拝してまいりました。

2025年も四分の一が過ぎた、3月中旬でした。

筆者は特に信心深い方ではありませんが、どうやら、昨年からの厄を思いっきり引きずりながら新年度を迎えておりましたので、ここらで心機一転、「神頼みを」という下衆な発想で向かいました。

ところで、三峯神社。
「秩父の山奥、秘境にたたずむ隠れた名所」と勝手に思い込んでおりましたが、いやいや平日にもかかわらず多くの参拝客でにぎわっておりました。

秩父駅周辺を車で出発して、山あいを走ること約1時間。

標高1,100メートルの高地とあって、なかなかの絶景と酷道(車のすれ違えないトンネルなんかもあって)は走りごたえがありました。

一方、路面状況は良好で、数日前から暖かい日が続いた影響か、道路わきの日陰にわずかに雪が残る程度でした。

ただし、もうすこし時期が早ければ、冬タイヤでもちょっと厳しいかなという感じ。

広々とした駐車場を完備し、観光バスなんかも数台、止まっておりました。

駐車場から見える山々もなんとなく神々しく。

なんでこんな山中に大きな神社が?

例えば、この風景から朝日が出たら、夜になったら、雪が降ったらどんなに絶景でしょうか。。。

想像するだけで明らかに興奮しますね。

そして、心を穏やかにし、境内にお邪魔します。

はい、りっぱな鳥居です。

この鳥居、なんか合体してて大きくないですか?

そして、両脇にはオオカミが鎮座。

このタイプの鳥居は三ツ鳥居という名称で、正式な通り方もあるようです。

ただし、筆者はとにかく図面関係の理解が悪く、正式な通り方のイラストを数分眺めましたが、理解できず、普通に通らせていただきました。

*鳥居の真ん中は通るべからずと、よく聞くので、端っこを。一礼して。

こちらが拝殿。

拝殿の左右に配された巨大なご神木が見どころらしいのですが、大きすぎて見切れてます。

また、こちらのご神木以外にも、杉や檜の大木が境内のいたるところに。

特段信仰心も、感受性も低い筆者ですが、まっすぐ力強く立ち並ぶ大木(樹齢800年とも!)を眺めていると、なんとも心が洗われるような、普段の小さい悩み事が馬鹿らしく感じるような、週末の競馬は的中するような、そんな清らかな気持ちになったのでした。

また、境内には狛犬ではなく、オオカミをモチーフとしたさまざまな石像が。
*売店で売られていたお酒にもオオカミ印が。。。

ヤマトタケルが創建のきっかけとなった三峯神社では、狛犬ではなくオオカミ(お犬様)を神の遣いとして信仰されています。

と、説明されていました。。。

かわいらしい御神酒をお土産に、下山することに。

秩父といえば、男グルメの街。(筆者のイメージでは)

予定されたグルメツアーを完遂するべく、カーナビを連打して出発です。

秩父 男グルメ わらじかつ

「秩父は男グルメの街」繰り返しますが、筆者の勝手なイメージです。

今回のお目当ては、「わらじかつ」と「秩父ホルモン」です。

胡桃そばなるものもあるそうです。

きっとおいしいのだとは思うのですが、男感が足らず今回は選外でした。

最初の男グルメは「わらじかつ」です。

しかし、三峯神社が予想を超えるアメージングで予定見学時間をかなりオーバー。

昼食に「わらじかつ」のつもりが、すでに15時を過ぎた時間に街中へ戻ってきました。

ほとんどのお店がランチ時間終了でしたが、写真の東大門さんはありがたく営業中。

偶然入った東大門さんでしたが、精肉店直営らしく、夜は焼肉屋さんのようです。
地元の名店の雰囲気がありありです。

むしろこちらのお店にたどり着いてラッキーでした。

さらに、なかなかの繁盛店らしく、壁には、芸能人、スポーツ選手のコメント入り色紙が多数飾られておりました!
情報に疎い筆者でも知っている著名な方ばかり!

さっそくボリューミーなわらじかつ(まさにわらじサイズ!)をいただき、血圧を急上昇(適度に)させる筆者でした。

わらじかつは断面積は薄いのですが、とにかく表面積が大きく、食べても食べてもなくならない、夢の食べ物でした。

お味のほうは、甘辛いたれがご飯とよく合います。
しかし、それほどもたれることなくおいしくいただけました!
空腹も手伝って、約10分で完食となりました。(早食いですみません。。。)
ごちそうさまでした。

かなりの満腹でホテルにチェックインしましたが、ここで終わっては秩父から出られません。

入浴し、駅前を探索し、どうにかおなかを減らし、「秩父ホルモン」のお店に突入です。

秩父、男グルメ 秩父ホルモン

秩父で焼肉といえばホルモンのことを指すらしいですが、ホルモンが秩父のソウルフードになった由来は、戦後まもなく秩父市内に食肉処理場があったため、新鮮なホルモンが手に入ったからという説が有力らしいです。

たどり着いたのがJR秩父駅すぐ近くの「まるちょう」さん。

残念ながらお昼の「わらじかつ」がおなかに居座っており、たくさんは注文できないと頭ではわかっていましたが、あまりにリーズナブルなので、ついついこの量をファーストオーダーで。。。

もちろんお酒も。

要は、お酒を飲んだら写真なんか撮り忘れてしまいますので、秩父ホルモンの写真はこの1枚だけ。
ですが、ホルモンの新鮮さが伝わるいい写真!
左から「秩父しいたけ」「とんとろ」「ハラミ」「シロ」ほかに数品いただきました。

筆者は好んでホルモンをいただくことはないのですが、今日のホルモンはどれもおいしかった!
特に「シロ」は、今まで食べたことないおいしさ!

全く臭みもなく、ふっくらしていて厚い。ゴムのような硬さもなく、いくらでも食べられる感じ!

たれは、比較的辛めで、深い醤油味?という感じ。。。

と、じぶんでも嫌になるくらい、食べ物の魅力を伝えることが苦手のようなので、秩父の思い出はここまでにしたいと思います。

秩父、いいところでしたよ。

都心から電車で来ても、すぐ山、すぐ自然、すぐ温泉。季節により氷柱なんかも見れるみたいですし。
また、駅近くは再開発も進んでいるようで、シネコンのあるショッピングセンターも開業していました。
これから観光客や、人口が増える予感がしますね。。。

静かな秩父と、昭和のにおいを残す秩父男グルメを体験するには今がチャンスかもしれませんね。

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